医院名:くらかわ整形外科・耳鼻咽喉科 
住所:〒662-0084 兵庫県西宮市樋之池町10-15 
紀乃国第一ビル101号室
電話番号:0798-70-1010

認知症リハビリ外来

「認知症と診断されても、自分らしく過ごし続けられるために」

 

「認知症と診断されても、自分らしく過ごし続けられるために」いったん正常に発達した知能が、何らかの障害によって低下した状態が認知症です。MCI (Mild Cognitive Impairment)は軽度認知障害のことで、治療をしないでいると認知症になる可能性がある状態を指します。
認知症は現在のところ完治は望めませんが、MCIは適切な治療や予防、リハビリテーションにより発症を遅らせたり、状態を回復させることが可能と考えられています。MCIを早期発見することは将来のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を保つためにも重要です。「おかしいな」と思ったら専門的な診療を行っている認知症リハビリ外来の受診をおすすめしています。
当院では、認知症やMCIを早期に発見し、適切な予防や治療やリハビリテーションを行い、親身にお話をうかがうことで、患者さんやご家族ができるだけストレスなく生活できるよう心がけています。

認知症とMCI

認知症とMCIMCIから認知症へと移行する方の割合は、1年で約10%、4年で50%とされています。MCIの段階で適切な治療や予防を行うことで10~40%の方が健康な状態に回復するとされていますが、MCIの段階で専門的な診療を受ける方がまだ少ないのが現状です。
認知症は軽度・中度・重度と進行していきますが、認知症診断された方の4分の3は、軽度から中度に移行するタイミングで診断されています。認知症に移行してしまうと完治は期待できませんが、MCIの段階であれば回復が期待できます。また、最近の報告では、MCIを早期に発見してリハビリテーションを行うことで進行の抑制や回復が可能であったとされており、早期に受診し正確な検査を行うことが、進行を阻止するために最も効果的な方法なのです。

認知症初期症状

ご本人だけでなく、ご家族の気付きもMCIや認知症の早期発見にはとても有効です。下記のようなことに気付いたら、お気軽にご相談ください。

  • 同じことを何度も言う、同じ質問を何度もする
  • 人や物の名前がなかなか出てこない
  • 置き忘れや、しまい忘れをよくするようになった
  • 時間や日付、曜日がわからなくなることがある
  • 趣味や興味のあったことに無関心になってきた
  • 今までできていたことができないことがある
  • 「盗まれた」「不本意なことをされた」と訴えることがある

認知症リハビリ外来受診の流れ

初診時に、受診のきっかけ、いつからどういった症状が現れはじめたかなどについてうかがいます。もの忘れの内容、混乱があった場合の内容、言動の変化などについてあらかじめメモしておくと的確な診断に役立ちます。

1.ご予約

窓口、またはお電話で「認知症リハビリ外来希望」とお伝えいただき、ご予約をお願いしています。

2.ご来院

ご予約いただいた日時にご来院いただき、受付にお声がけください。

3.問診

日常生活での症状についてうかがっていきます。
患者さんの生活状況のわかる方に、一緒に受診いただくことをお勧めしております。

4、診察

問診をもとに医師による診察を行います。

5.言語聴覚士による知能検査

高次脳機能障害を専門とする言語聴覚士が、認知機能障害の検査を行います。
専門家が検査を行うことで、より正確な診断が可能となります。

6.検査

CTやMRI画像検査など、診察をもとに必要と判断された検査を行います。
連携病院での検査予約をお取りいたしますので、待ち時間少なく検査いただけます。

7.診断と治療

医師より検査結果をわかりやすくご報告し、必要な予防指導や治療法についてくわしくご説明します。治療方針は、患者さんやご家族の生活状況に合わせて相談し、専属の療法士によるリハビリテーションや、お薬の処方などを行います。